2019、春分の養生塾感想

2月の養生塾からあっというま、気がつけば春分に。
梅から桜に移ろう季節のダイナミックな変化を味わいつつ第8回目の養生塾となりました。

今回は自分が今までしていた裏方準備を、昨年年間通して参加されたメンバーが、典座さんとなり、初めての養生塾でした。
いろいろまごつきもあったかとは思いますが、皆参加者が気持ちよく過ごせるようにいろんな工夫をかさね、素敵な気の場を作ってくれたように思います。
今回は新しい参加者も数名、しかも、場所も金沢市内のゲストハウスを借りきってという今までにないかたちでしたが、不安というより、どんな気の場ができるんだろうという楽しみ一杯で準備を進めれました。

去年一年を通して思うこと、養生塾とは、本当に日々の暮らしのなかで、自分や周りを整え、更には自然の移り変わりに身をゆだね、季節と共に生きていくという当たり前を取り戻すこと。
でもこれが一番この時代難しいのです。
樹遷さんと共に過ごしていると、なぜか、周りの自然に目が行き、移ろいを楽しめ、そして遠い先人のまなざしに想いが向くのです。

季節の体があるんです、今回皆さんはまだ、春なのに冬の体になっています、それを整えましょうと、二人での交流。本当にシンプルな交流で、皆の肩が前にまいているのが、すっと開きあちこちから、首が楽にとか、息が深くなったという声が。そして食でさらに春の体つくり、気食の心で、今回も最高の食を頂きました。詳しいレシピは今年、毎回アップしていこうかと。ご期待ください。
ちなみに前回2月の気食レシピは樹遷さんのHPで分かりやすくアップされています、ぜひ一読を。


今回は親子連れの参加が二組、子供といっても、最近の子供はやはり、腎が乱れていたり、からだがバランスを崩していたりで、大人と一緒に、癒しあいを真剣にしているのがほほえましかったです。
樹遷さんが初めてお師匠さんに出会ったのは10歳の頃だそうで、ちょうど今回参加の子供たちの年齢、想いもひとしおで、樹遷さん、子供の参加に嬉しそうでした。


今回は典座部屋というのを作り、そこで、塾の合間に、典座メンバーでミーテイングしたり、樹遷さんに個人的相談ある方が出入りしたりと今までにない、時の過ごし方も始まりました。どんどん、養生塾も変化発展していくんだなと参加しての感想。

二日目は季節外れの名残雪で、外は一面真っ白に。養生塾は雪と縁が深いのでした。でもすぐにお日様がさしこみ、見守ってくれているようでした。

今回参加された方は多く、会社の一線で働きの中心となる年齢、いろんな大変さを抱えざるを得ない人生の時期、こんな時期だからこそ、日常的養生の知恵が大切だなと、塾の時間が進むごとに緩んでいくメンバーを見ていて思いました。
仕事の人間関係につまずき、外へ出るのがしんどくなって家にこもりがちだった女の子も。
自然に体も心も緩んできたのでしょう、帰るころには笑顔が。
とてもありがたいこと、そして養生塾の気の場の暖かさを思わずにはいられません。こんな穏やかで、あたたかな気の場はほかにはないと強く思えるのでした。


毎回のこと、二日目の終わりの時は皆昔からの知り合いのようにうち溶け合っていました。典座ママたちも皆のほころんだ笑顔を見て、準備の大変さも忘れ、自分のことの様に、喜んでいたのが印象的でした。典座の楽しさに気づいてくれたかな。

皆の感想文もとても素敵で、又の再会を約束し塾は終了しました。
今回は午後に、金澤氣巡り企画。参加希望者で近くのおいしいうどん屋さんでお昼をいただき、午後の会場に移りました。そちらの方は又違う文章でご報告。

養生塾も今回で8回を終えました。
だんだん、養生というもの、目指すところが見えてきたかなと。
同時に、これは現代必要としている人が本当に多いなとますます、ご縁を作ってあげたく思うのでした。プログラムは、参加者の気を見て、時間も時計でなく、深さで計ります、ゆえになかなか今の時代の人に伝えにくい会で、皆も声掛けに苦労されているよう。でも来たら分かるんや、なんとかあの人に次回来てもらいたいと熱い思いが湧くのでした。

地道ですが、そうやって参加者が変化していくのを見て、それに関心を持ち参加してくれる。それが一番本物かなと思ったり。
養生の知恵をまず自分が自然に身に付けるところからですね。
でも、何か感じた方は迷わずご参加を。それ以上の中身はありますよ。
今年は後、10月。夏にも一泊をしたいねということで、7月あたりにも開催できそうです。一回ご参加あれ。
体でしか、感じれないものがありますよ。
雰囲気が多少伝わるとうれしいな。

樹伯記