みどりの風さんからの便り6

流星群の日だった。夜中に目が覚め、外に出て空を見上げた時に、一筋の光が流れていった。
養生塾の夜だった。昼間はこの芝生で皆で外に出ていた。今は一人、空を眺めている。銀河系の中にいる。静かに立っている。ただ立っている。
星はとても綺麗だった。

月は本来グレーだ。でも私たちからみたら、光輝いている。養生塾の中で、人間が月のように、ああ、輝いた。と感じる場面がいくつもある。いつもは、自分はグレーだと感じている私も、人の役に立てたと思う時、輝けたと思う瞬間がある。みんな満月のような笑顔になって帰るのは、輝けたからだと思う。