第6回養生塾の風景、一年を締めくくるにふさわしい感動の二日間の巻き

気が付けば早6回目を迎える養生塾、
大雪と共に始まったこの泊まりの会、一年を締める今回もまた雪のお出迎え。
純白の美しさと来年への真っ白な夢描けと天からのプレゼントでしょうか。
参加者の感想にもあったのですが、この2か月に一回の養生塾が自分の日々の暮らしの励みとリズムになっていて、ここに来るために今日も頑張れた、自分にとっての心の支えですという言葉に皆がうなづける、そんな場に成長しつつある実感の会でした。

今回はいつも、樹遷さんが早入りして平日の夜に行っていたしずく塾を、土曜の午前に開かせてもらうところからの始まり。
しずく塾については別コーナーで詳しく書くとして、でも、いつもと違う新しい参加者も多く、いろんな質問やテーマも飛び出し、毎回ながら濃い時間を過ごさせてもらいました。

そして午後、いつもの研修所へ。
養生塾も前回の秋より、一気に参加者が増え、特に20歳前後の若者が数人参加という何とも未来に希望の持てる会となり、典座役のママさんたちも大張り切り。
今までは自分がお世話から、会の中まで取り仕切っていたのですが、今後参塾者も増えるということ、そして人のお世話をすることこそが、気の修練、そして養生の喜びということで塾の参加を重ねた方々に典座さんとしていろんな働きをお願いしました。
変化のある、そして来年に向けワクワクする可能性の二日間でした。
始まりの茶礼では、改めて養生の想い、季の気に寄り添うこと、癒しあうこと、そして冬の気に応じた体の調整をいくつかのツボを通した交流で行いました。
終わったころにはみんなの顔も冷えてた足もほこほこという感じで、場の気も皆の熱気で暖かくなったのでした。

ワークが終わった後は、今回のメイン夜の気食つくり、一年の終わりということで、お母さんたちのおもてなし一杯のパーテイのような気食、若いメンバーたちも教えられながら一生懸命調理していたのが印象的でした。
夕食が楽しく終わったのは言うに及ばずですね。安価者の声、毎回、太って帰りそうと。でもその分よく動き、からだも整うので、流れもよくて、からだが軽いのがすごいところ。

 

夜の交流では、一年フル参加して今回より典座役をかってでた、ママさんたちに御礼の意味も込め、気の変化の感想文入りのアルバムを一人づつに渡させてもらいました。
その時にしてもらった一人づつのスピーチが最高。(これは別文でいずれ書きます)皆にとって本当にこの養生塾が命を育み養う場所であったんだなと、お世話冥利、感動の時間でした。新しい参加者たちも、この塾の魅力を感じ取ってくれたのではないでしょうか。
皆の一年への想いが場の気を一気に高めてくれ、部屋中が家族のような団らんの場になったのでした。
その後は女性が多いということで、女性の体の調整の交流を中心に、初めての参加者たちも、少しのことで瞬く間に気が変化していくこと、気の不思議にびっくり、自然の笑みが場を暖かく包んでいくのでした。
こんなに自然な笑顔があふれる会はないよなと一人幸せ感に浸る自分なのでした。
夜は皆寝がたく食堂に降りてきて、いろんな話に花が咲いたのでした。もうこのころには新しい人、昔からのメンバー関係なく、和気あいあいの気の家族なのでした。

二日目は恒例の梅商番茶に始まり、基本のあんま功、特に冬は寒さが悪さをするので、足の裏に血のめぐりが良くなるポイントをいくつか教わりました、どれも家に帰りできるものばかり、当然薬ではなく突然効くものではありませんが、毎日する中で、必ず変化していくものなので、覚えてほしいあんま功なのでした。
朝食のあとのワークはスワイショウに八段錦、昇降開合に站椿功と基本を味わい、その後は一人一人の気録表をもとにアドバイスタイム、クリスマスということで、一人一人への調整は見事の一言でした。ここは治療を目的とした会ではないのですが、気の不思議を感じれる又とない学びの時間となりました。

今回は何をしたというよりも、一年の積み重ね、養生の結果がそのままでたなという素晴らしい時間と場になったというのが第一の感想です。一年でこうも人は変わるんだ、体だけでなく、心も生き方も、そして未来に皆が夢と希望を持ち始める、20代ならあるかと思うのですが、50代60代の方が謙虚にこれからの人生を楽しみをもって語り始める会というのはそうないのではないでしょうか。
そしてそれを若者たちが聞くという、養生は生育老病死すべての風景が在ることが一番のすこやかさ、養生塾にもそんな方たちが来てくれることが理想といつも樹遷さんはお話されますが、その光景に一つ近づいた会だったように思います。

そうそう今回は親子連れの参加で、3人の子供たちも一緒に過ごしました。別に強制されることは何もないので、同じ部屋で漫画を読んだり、隣の部屋でボール遊びをしたり思い思いに遊んでいましたが、それも養生塾の風景に溶け込んで素敵なのです。朝には皆がひとりでに集まり、一緒にあんま功や、気の交流をしていたのがほほえましかったです。

 

最後に来年の計画、気の伝えてや癒してを育てる気らん塾の開催に数人のメンバが―やりたいと名乗りを上げてくれました。
若いメンバーたちの素直さがとてもうれしいのでした。典座さんたちもその意義を深く感じ取っていただき、やる気いっぱいなのがありがたいのでした。

養生は自分の命でなく他の命への暖かいまなざしを持てるようになること。
今はそんな風に思う、養生への想いでした。

やはり一年やることにより、見えてくるとても貴重なもの。
今年見えてきた風景をさらに来年発展深めていくために、いろいろ整理することがありますが、その大変さ以上に参加者の心からの喜びの笑顔と出会えることが楽しみです。
早くこいこい来年の養生塾。第6回の報告でした。一年の感想文もまた読んでくださいな。